「JACリクルートメント」「type転職エージェント(ハイクラス)」どっちを使う?利用体験記
私は40代の会社員で、妻と子ども2人の4人家族です。日々、生活をしていると「家族」と「仕事」について考える場面に遭遇します。自分のスキルで可能な職業かつ、収入面、転勤の有無等を選択肢に入れて考えなければいけません。
今回は「JAC リクルートメント」と「type 転職エージェント」という2社を利用体験することで「転職」を比較検討することになりました。2社はSNS等で話題の転職仲介業者で友人からの勧めもあり今回利用体験することになりました。
「JACリクルートメント」、ロンドン発祥の日系転職エージェントで、外資系や海外進出企業などグローバル転職に強みを持っていて管理職や専門職、ミドルやハイクラスの求人が多く高年収層に特化した転職エージェントです。コンサルタントの能力が高く、面接対策や書類添削などのサポートが充実しており、複数人のコンサルタントが連携して求人を紹介してくれるため幅広い選択肢が得られるのが魅力的です。23
「type転職エージェント」、typeという転職サイトの運営会社が提供する転職エージェントであり、求人情報をもとにコンサルタントが求人紹介や転職活動のサポートを行ってくれます。Type転職エージェントの特徴としては年収、業種、就業地域で求人を検索可能なことや、企業の口コミ情報や社風、評判などの情報が豊富にあります。
今回JACリクルートメント、type転職エージェントのそれぞれのHPより自分の「求人情報」(経歴、希望年収、希望業種)を専用サイトへ具体的に記載しました。「面談希望日」を記載する欄があったため、できるだけ早い日時で記載をしたところ、JACリクルートメントは「2日後」、type転職エージェントは「5日後」に求人情報に対して担当者からメールの返信がありました。当初、直接お会いして「個別面談」か「オンライン面談」ができると思い込んでいましたが、そういうシステムではなく見合った求人があれば希望に応じて面談を実施するスタイルのようです。
以下に2社の特徴をまとめています。
=JACリクルートメント=
① 「ハイクラスな求人が多く、自分の今までのスキルやキャリアに合った企業を紹介してもらえる。担当者のTEL対応が「type転職エージェント」と比較してより丁寧で、かつ、見合った求人がない場合、時間を要してでも努力して求人先を探してくれるような熱心さが伝わりました。「対面面談」「オンライン面談」については求人条件と企業側の必要とする人材に近いと実施が可能となります。
② 外資系の企業も検討している人にとっては、グローバル転職に強い会社のため、担当者が外資系の企業にとても詳しく、英語やそれ以外の外国語を使って仕事をする際のアドバイスがもらえる。「type転職エージェント」に比べ非公開求人が多く、依頼者のスキル(最低でも英語で日常会話可能)がないと、いくら対面面談を行っても条件の良い求人先は紹介してもらえない。転職仲介業者の中でも非公開求人が多いことが特徴的です。
③ コンサルタントが複数人いるため、それぞれが担当する業界、職種の求人に詳しいためプロフェッショナル感が伝わってくる。幅広いスキルがある人にとっては転職の選択肢が広くなるが、同時に複数企業に応募することになり、転職を急いでいる人にとってはありがた一方で、タイトなスケジュール管理をこなす必要がある。
④ ハイクラス、外資系が多いため、全体的な求人数としては一般的な転職仲介業者に比べて少なめ。
=type転職エージェント(ハイクラス)=
① 「JACリクルートメント」と比較をして担当者の対応がごく一般的。求人条件に合った企業があれば紹介してくれる、という感じ。「対面面談」「オンライン面談」を行うときはJAC同様に求人条件が合っているときのみ実施可能となる。
② 国内を中心とした優良企業や大企業まで幅広く自分の希望条件に合った求人を紹介してもらえる。年収、業種、就業場所の詳細な情報があるため、JACよりも比較検討はしやすい。企業の口コミ評判、社風や福利厚生も開示していただけるのところが良い。
③ 優良企業、大企業の求人に限定しているためか求人数が少なめ。
以上が「JACリクルートメント」と「type転職エージェント」の利用体験記事となります。個人的にはどちらの転職エージェントも、それぞれにメリットやデメリットがあるため、自分の「スキル」や「転職目的」、「希望条件」に合わせて選択することが重要だと思いました。