ビジネスマン必見!P&G ビジネススクール - シン・コミュニケーション力習得プログラムとは
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本コラムでは、ビジネスマン向けの無料プログラム「P&G ビジネススクール - シン・コミュニケーション力習得プログラム」の概要
それと興味をお持ちの方向けに選考項目や気を付けたほうがよさそうな点について、実際に応募してみた実体験をもとに紹介していきます。
この記事でわかること
・P&Gとは
・P&Gマーケティング理念について
・「P&G ビジネススクール - シン・コミュニケーション力習得プログラム」とは
・選考の受け方について
それではみていきましょう!
P&Gとは
P&Gとはアメリカ合衆国に本拠を置く世界最大の一般消費財メーカーであるプロクター・アンド・ギャンブルの通称です。日本での活動はP&Gジャパン合同会社という法人格で行っております。
P&Gジャパンの設立
1837年:プロクター・アンド・ギャンブル設立
1973年:日本法人設立
2006年:P&Gジャパン合同会社に商号変更
またP&Gジャパンの企業理念には、「世界の人々の、よりよい暮らしのために」というものがあります。これは、P&Gが創業以来180年以上守り続けてきた理念であり、社員一人ひとりの行動指針となっています。
この理念に基づき、P&Gジャパンは、消費者のニーズを深く理解し、革新的な技術とアイデアによって、毎日の暮らしをよりよいものに変えていく製品とサービスを提供しています。
P&Gマーケティング理念について
P&Gのマーケティングでの理念は「Consumer is Boss」です。
Consumerとは消費者という意味です。
P&G社員の主役は上司や株主ではなく、消費者であるという価値観を表現しています。つまり、商品を売るためには上司や同僚を納得させるプランを立てることではなく、消費者理解が重要だということが、社員全体に浸透しています。
ここでP&Gマーケティングの一例をお伝えします。
紙おむつの「パンパース」の戦略です。
今ではすっかり認知度がある商品ですが、過去、商品を手に取るという過程全体の消費者心理を把握しきれていなかった為に、認知度が獲得できない時期がありました。
この反省を踏まえ、下記のような消費者との接点改善を行います。
赤ちゃんと母親がオムツと最初に触れ合う場所はどこか。
そのほとんどは病院です。
そうであるならば、病院でパンパースを手にとってもらい、高価格帯商品として「病院(産院)に選ばれてNo.1」とパッケージ記載すればよい。
そうして、母親に対しての安心感を与え、退院後の継続利用につなげるという流れをつくる。
こうしてパンパースはブランドを確立させました。
P&Gのマーケターは消費者の心理状況を把握し、どこに需要があるかの理解に尽力し、また過去の失敗や改善点を見つけ出し、最終的には成功に導くスキルが蓄積されていると言えるでしょう。
こうした成功者が、P&Gの外部でも活躍されています。
その最たる例が、USJの業績を劇的に回復させた立役者・森岡 毅氏ではないでしょうか。
この森岡氏のように、P&G社の外で活躍するP&G出身のマーケターは「P&Gマフィア」と呼ばれています。
一社のマーケティング戦略から総称が生まれる程の、ノウハウを学べる機会が「P&G ビジネススクール - シン・コミュニケーション力習得プログラム」です。
「P&G ビジネススクール - シン・コミュニケーション力習得プログラム」とは
「P&G ビジネススクール - シン・コミュニケーション力習得プログラム」とは
ここまでみてきたようにグローバル企業P&Gが、多様化する社会で成果獲得に必要なコミュニケーション力を習得できる一般向けビジネススクールです。
P&Gで培ってきた独自のコミュニケーション手法を無償で体系的に学ぶことができます。プログラムの内容としては、「管理職向けコース」と、「すべての方向けコース」と2種類に分かれています。
プログラムのコース概要
・管理職向けコース
前編はコーチング力を磨き、部下が主体的に行動することにより最大の成果を発揮するにはどうすれば良いかを学びます。また後編では相手の行動変容を促し、成果に繋げるための効果的なフィードバック手法について学んでいきます。
・すべての方向けコース
前編は「可能性を広げることができる心構え」を学び、成長思考とは何かを習得していきます。後編は得意なスタイルで自己成長の促進を重視して、自身に対するリーダーシップの心構えを身につける構成となっています。
詳しくは、下記紹介ページを参照してください。
https://jp.pg.com/newsroom/business-school-2024/
選考の受け方
専用ホームページから、下記のようにフォーマットに沿って入力をしていきす。
【主な入力項目】
・個人情報取扱いの同意
・参加コースの選択
・応募理由、現在の悩み
・年齢、職業、業界、勤務地(居住地)
・規約の確認
※アピールできるのは「応募理由、現在の悩み」の項目だけになります。文字数制限がなかでここでいかにアピールできるかが重要になりそうです。
選考結果については登録したメールアドレスあてに送られてきます。
まとめ
第1期応募者は約6,000件を越える応募があったそうです。
今回筆者は落選してしまいましたが、2期、3期ビジネススクールへ参加される方への、参考になりますと幸いです。